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ある日嫁になりました
第1章 1序章
晴輝はそういうとそっと離れた

「俺からは離れないでくださいね」
しかし、掴んだ腕は離そうとはしなかった
「わかったから、離れろ。
一緒に住むだけでいいんだな?」

晴樹は笑みを浮かべてそっと腕を離した
「ふふ・・・じゃあ、朝ごはんにしましょうか」

「いや、お前にやらせるとろくなことにならないだろ」

「嫌だなぁ、そんなわけないじゃないですか。これでも家庭科では成績3でしたから」

「いや、それ普通だからてかそうじゃなくて」

「えー初めの頃は。包丁も持たせらえなかったくらいですよ」

「俺がやるから。お前は荷物片付けとけ」

「はーい、やったぁ、先輩の手料理、手料理」
偉くご機嫌な晴輝と対象に俺は一気に憂鬱になった

別に自分を好きなこと事態はあまり気にならない
ただ流石に教えてもいない家を知っていたり、脅迫をするあたり
かなり性格に難ありすぎて、冗談なのか冗談じゃないのかが読めないのが怖い

まぁ、どうせ冗談だろ

少しくらい付き合ってやるか

「ほら、何食う?」

「えー、先輩のなら何でも食べますよ」

「じゃあ、卵掛けご飯な」

「わー!わかりました。俺生卵苦手なんでやめてください」

「じゃぁ、何」

「パエリヤ」

「材料がねぇ、グラタンな」

「あれー、聞いてきたのに」

「あぁ?」

「なんでもないでーす」
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