この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ある日嫁になりました
第1章 1序章
「っていうのが別れ話」

「先輩、今日は飲みましょう。飲んで忘れましょうよ」
半分泣きべそをかいている霧島から離れ、注いできた水を渡すと、ぐいっと一気に煽る

「あぁ、そうしたいけどな・・・明日仕事があるんだ。しかも朝早くからだから今日はもう家に帰って準備するわ」

「あぁ、そんなことしなくても大丈夫ですよ。先輩の荷物昨日のうちに持ってきたんで」

「・・・は?どういうことだ」

俺の言葉には返事せず、どこにしまっていたのか次々と俺の荷物が運び込まれた
仕事道具に、部屋着、普段着、その他生活用具等々
「こういうことです」

自慢気に笑って見せられたが、正直恐怖しか感じない

「おま、なんで」

「そりゃぁ、知ってましたよ。先輩のことなら何でも」

「帰る」
晴輝に背を向けて玄関に向い、靴を履いた
「あ、やめといた方が良いですよ」

「いや逃げるし、じゃぁ短い付き合いだったけどじゃあな」

ドアノブに手をかけた突如、左を何かがかすってチェーンをかけられた

「犯しますよ」
すぐ後ろには晴輝がいて、頬をかすったのは彼の腕だった。
「・・・えっ」

「だって先輩今逃げたら一生俺と合わないでしょ?
それなら、今無理やりにでも先輩に嫌というほど俺を刻み付けて、監禁して先輩を壊しちゃうかもしれませんよ?
それでも良いなら逃げてみてください」

晴輝の顔は照明の光加減もあるのだろうが、声は優しいのに目は笑っていなく
腕と壁との間に挟まれながら、大の大人が肩を震わして怯えていた

「お前、おかしいよ」

「知っていますよ。だからおかしくさせないでください。
俺だって無理やりなんてしたくないです。けど、先輩とこうして会えたのに離れるほうが耐えられない
ねっ?俺と一緒に過ごすだけでいいんです。
本当に無理やりはしません。仕事にももちろん行って大丈夫です。交友関係も必要なのでそこは全然気にしません・・・やっぱり少しは気にしますけど
さっ、どっちを選びます?」

「・・・わかっ・・た。から、いる。いるから」
/13ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ