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ある日嫁になりました
第1章 1序章
「っていうのが別れ話」
「先輩、今日は飲みましょう。飲んで忘れましょうよ」
半分泣きべそをかいている霧島から離れ、注いできた水を渡すと、ぐいっと一気に煽る
「あぁ、そうしたいけどな・・・明日仕事があるんだ。しかも朝早くからだから今日はもう家に帰って準備するわ」
「あぁ、そんなことしなくても大丈夫ですよ。先輩の荷物昨日のうちに持ってきたんで」
「・・・は?どういうことだ」
俺の言葉には返事せず、どこにしまっていたのか次々と俺の荷物が運び込まれた
仕事道具に、部屋着、普段着、その他生活用具等々
「こういうことです」
自慢気に笑って見せられたが、正直恐怖しか感じない
「おま、なんで」
「そりゃぁ、知ってましたよ。先輩のことなら何でも」
「帰る」
晴輝に背を向けて玄関に向い、靴を履いた
「あ、やめといた方が良いですよ」
「いや逃げるし、じゃぁ短い付き合いだったけどじゃあな」
ドアノブに手をかけた突如、左を何かがかすってチェーンをかけられた
「犯しますよ」
すぐ後ろには晴輝がいて、頬をかすったのは彼の腕だった。
「・・・えっ」
「だって先輩今逃げたら一生俺と合わないでしょ?
それなら、今無理やりにでも先輩に嫌というほど俺を刻み付けて、監禁して先輩を壊しちゃうかもしれませんよ?
それでも良いなら逃げてみてください」
晴輝の顔は照明の光加減もあるのだろうが、声は優しいのに目は笑っていなく
腕と壁との間に挟まれながら、大の大人が肩を震わして怯えていた
「お前、おかしいよ」
「知っていますよ。だからおかしくさせないでください。
俺だって無理やりなんてしたくないです。けど、先輩とこうして会えたのに離れるほうが耐えられない
ねっ?俺と一緒に過ごすだけでいいんです。
本当に無理やりはしません。仕事にももちろん行って大丈夫です。交友関係も必要なのでそこは全然気にしません・・・やっぱり少しは気にしますけど
さっ、どっちを選びます?」
「・・・わかっ・・た。から、いる。いるから」
「先輩、今日は飲みましょう。飲んで忘れましょうよ」
半分泣きべそをかいている霧島から離れ、注いできた水を渡すと、ぐいっと一気に煽る
「あぁ、そうしたいけどな・・・明日仕事があるんだ。しかも朝早くからだから今日はもう家に帰って準備するわ」
「あぁ、そんなことしなくても大丈夫ですよ。先輩の荷物昨日のうちに持ってきたんで」
「・・・は?どういうことだ」
俺の言葉には返事せず、どこにしまっていたのか次々と俺の荷物が運び込まれた
仕事道具に、部屋着、普段着、その他生活用具等々
「こういうことです」
自慢気に笑って見せられたが、正直恐怖しか感じない
「おま、なんで」
「そりゃぁ、知ってましたよ。先輩のことなら何でも」
「帰る」
晴輝に背を向けて玄関に向い、靴を履いた
「あ、やめといた方が良いですよ」
「いや逃げるし、じゃぁ短い付き合いだったけどじゃあな」
ドアノブに手をかけた突如、左を何かがかすってチェーンをかけられた
「犯しますよ」
すぐ後ろには晴輝がいて、頬をかすったのは彼の腕だった。
「・・・えっ」
「だって先輩今逃げたら一生俺と合わないでしょ?
それなら、今無理やりにでも先輩に嫌というほど俺を刻み付けて、監禁して先輩を壊しちゃうかもしれませんよ?
それでも良いなら逃げてみてください」
晴輝の顔は照明の光加減もあるのだろうが、声は優しいのに目は笑っていなく
腕と壁との間に挟まれながら、大の大人が肩を震わして怯えていた
「お前、おかしいよ」
「知っていますよ。だからおかしくさせないでください。
俺だって無理やりなんてしたくないです。けど、先輩とこうして会えたのに離れるほうが耐えられない
ねっ?俺と一緒に過ごすだけでいいんです。
本当に無理やりはしません。仕事にももちろん行って大丈夫です。交友関係も必要なのでそこは全然気にしません・・・やっぱり少しは気にしますけど
さっ、どっちを選びます?」
「・・・わかっ・・た。から、いる。いるから」