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恋の行方を探してください【完結】
第21章 【二十一話】忠誠の儀*勝千代
美哉がシャワーを止めたのを見計らい、勝千代はドアから腕だけだし、バスローブを渡してくれた。美哉はすぐに羽織った。
「おれは別のところでシャワーしてきた」
「あ、はい」
「入るよ」
勝千代はそういうと、白いバスローブ姿で入ってきた。
最初にあったときは、スーツを着て髪を固めていたから、シャワー上がりの姿が新鮮だった。
「儀式って言うから、お布団の上でするのかと思ってました」
美哉の言葉に、勝千代は手に持っていたマットレスを床に敷きながら、答えた。
「それでもいいけど、浴室でもやってみたかったんだ」
「それってやっぱり、彼女さんとはベッドの上でだから、差別するためですか」
と美哉は聞いてから、面倒なことを言ってしまったと思ったけれど、勝千代は笑った。
「違う、逆。ベッドの上だったら、美哉さんを拘束して、朝までコースになりそうだったから。儀式なのに、それは嫌でしょ。それにおれ、彼女はこの方、作ったことないよ」
「え……」
「由臣の面倒を見ながら、彼女もなんて、そんな器用なことはできないからね。それに、つき合いたいって思える子がいなかった」
「そう……なんですか?」
「うん。おれ、美哉さんがむっちゃ好み」
「え?」
「でも、美哉さんは由臣とだろう? だから、一度でもセックスできれば、それでいいって思って。独占できるのならしたいけど、それは御庭番としてしちゃだめなことだから、一度だけ、ね」
そういうと、勝千代は美哉を優しくマットの上に寝かすと、バスローブの裾をめくった。
「由臣からは下半身しか触ってはいけないと言われてるから、いきなりでごめんね」
そういうなり、勝千代は足をさするとするすると手を滑らせて一気に茂みにまで指を伸ばした。
「あっ……!」
先ほど、シャワーを当てて洗っていた場所に、勝千代の指が触れた。
「すごい……ゆるゆる、だ」
「ぁっ……」
「おれは別のところでシャワーしてきた」
「あ、はい」
「入るよ」
勝千代はそういうと、白いバスローブ姿で入ってきた。
最初にあったときは、スーツを着て髪を固めていたから、シャワー上がりの姿が新鮮だった。
「儀式って言うから、お布団の上でするのかと思ってました」
美哉の言葉に、勝千代は手に持っていたマットレスを床に敷きながら、答えた。
「それでもいいけど、浴室でもやってみたかったんだ」
「それってやっぱり、彼女さんとはベッドの上でだから、差別するためですか」
と美哉は聞いてから、面倒なことを言ってしまったと思ったけれど、勝千代は笑った。
「違う、逆。ベッドの上だったら、美哉さんを拘束して、朝までコースになりそうだったから。儀式なのに、それは嫌でしょ。それにおれ、彼女はこの方、作ったことないよ」
「え……」
「由臣の面倒を見ながら、彼女もなんて、そんな器用なことはできないからね。それに、つき合いたいって思える子がいなかった」
「そう……なんですか?」
「うん。おれ、美哉さんがむっちゃ好み」
「え?」
「でも、美哉さんは由臣とだろう? だから、一度でもセックスできれば、それでいいって思って。独占できるのならしたいけど、それは御庭番としてしちゃだめなことだから、一度だけ、ね」
そういうと、勝千代は美哉を優しくマットの上に寝かすと、バスローブの裾をめくった。
「由臣からは下半身しか触ってはいけないと言われてるから、いきなりでごめんね」
そういうなり、勝千代は足をさするとするすると手を滑らせて一気に茂みにまで指を伸ばした。
「あっ……!」
先ほど、シャワーを当てて洗っていた場所に、勝千代の指が触れた。
「すごい……ゆるゆる、だ」
「ぁっ……」