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恋の行方を探してください【完結】
第23章 【二十三話】忠誠の儀*古坂
吟太との忠誠の儀が終わった美哉は、ぼんやりとお手洗いに向かっていた。
だけど勝千代と吟太に攻められ、さんざん腰を振っていた美哉は、すでにふらふらだ。
とそこへ、寝る支度を済ませた古坂とたまたま遭遇した。
「あ……古坂、さん」
美哉は古坂に吸い寄せられるように近寄り、ふらりとその身体をもてかけさせた。
「美哉さま……?」
「ね、古坂さん。古坂さんとも忠誠の儀、したいの」
「え……あの、美哉、さま?」
「だって、古坂さんも童貞なんでしょう?」
ふわふわと先ほどの余韻に浸っている美哉は、思わず直球でそんなことを聞いていた。
「ね、ちょうどここにお手洗いもあるし」
「美哉さま……?」
「古坂さんが嫌じゃなければ、後ろから突いてほしいの」
先ほど、吟太が奥を突いてきてくれたのがすごく気持ち良くて、美哉はそんな願いを口にしていた。
「美哉……さま」
「ね、ほら、コンドームなら、ここにあるから」
そういうなり、美哉は古坂をお手洗いに連れ込み、パジャマのズボンの上から股間をまさぐり始めた。
古坂は最初、腰を引いたりしてかわしていたのだけど、他の家より広いお手洗いとはいえ、所詮はお手洗いの広さ。徐々に追い詰められ、美哉の手のひらが古坂自身を捕まえてしまった。
「やだ、古坂さん。もうこんなにおっきくなってる」
「それは……美哉さまがそんなヤラシイ手つきで触ってくるから」
「なら、問題ないじゃない。ほら、ズボンと下着、脱がしますよ」
「美哉さまっ」
古坂の力であれば、美哉をはねのけるくらいできたであろう。
でも、それをしなかったのは、相手が美哉だったからだ。これがどうでもいい女性であったのなら、勃起もしないし、強くはねのけていたであろう。
「男の人って生涯現役っていうけど、古坂さんのも、勝千代と吟太に負けてない」
「……美哉さま」
「ね、古坂さん。お願い」
「……美哉さま。本当にいいんですか? 私はあなたと四十歳近く、歳の差があるんですよ?」
「それがなんですか。だって古坂さん、この歳になるまで、与頭を待っていたんでしょう? それに、あんな気持ちがいいのを知らないでいるなんて、もったいないです!」
だけど勝千代と吟太に攻められ、さんざん腰を振っていた美哉は、すでにふらふらだ。
とそこへ、寝る支度を済ませた古坂とたまたま遭遇した。
「あ……古坂、さん」
美哉は古坂に吸い寄せられるように近寄り、ふらりとその身体をもてかけさせた。
「美哉さま……?」
「ね、古坂さん。古坂さんとも忠誠の儀、したいの」
「え……あの、美哉、さま?」
「だって、古坂さんも童貞なんでしょう?」
ふわふわと先ほどの余韻に浸っている美哉は、思わず直球でそんなことを聞いていた。
「ね、ちょうどここにお手洗いもあるし」
「美哉さま……?」
「古坂さんが嫌じゃなければ、後ろから突いてほしいの」
先ほど、吟太が奥を突いてきてくれたのがすごく気持ち良くて、美哉はそんな願いを口にしていた。
「美哉……さま」
「ね、ほら、コンドームなら、ここにあるから」
そういうなり、美哉は古坂をお手洗いに連れ込み、パジャマのズボンの上から股間をまさぐり始めた。
古坂は最初、腰を引いたりしてかわしていたのだけど、他の家より広いお手洗いとはいえ、所詮はお手洗いの広さ。徐々に追い詰められ、美哉の手のひらが古坂自身を捕まえてしまった。
「やだ、古坂さん。もうこんなにおっきくなってる」
「それは……美哉さまがそんなヤラシイ手つきで触ってくるから」
「なら、問題ないじゃない。ほら、ズボンと下着、脱がしますよ」
「美哉さまっ」
古坂の力であれば、美哉をはねのけるくらいできたであろう。
でも、それをしなかったのは、相手が美哉だったからだ。これがどうでもいい女性であったのなら、勃起もしないし、強くはねのけていたであろう。
「男の人って生涯現役っていうけど、古坂さんのも、勝千代と吟太に負けてない」
「……美哉さま」
「ね、古坂さん。お願い」
「……美哉さま。本当にいいんですか? 私はあなたと四十歳近く、歳の差があるんですよ?」
「それがなんですか。だって古坂さん、この歳になるまで、与頭を待っていたんでしょう? それに、あんな気持ちがいいのを知らないでいるなんて、もったいないです!」