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恋の行方を探してください【完結】
第51章 【五十一話】好き
こぼれた唾液を由臣は舐めとりながら囁けば、美哉の身体はびくんと跳ねた。服の上から胸を揉まれ、甘い吐息がこぼれ落ちた。
「んぁっ」
「服の上からでも乳首が尖っているのが分かる。キスだけでこんなになるなんて、ほんと、美哉は淫乱だな」
「ゃぁ、意地悪、しない、で」
「お仕置きだからな。美哉が誰のものか分からせないと」
由臣はそういいながら、首筋に噛みついてきた。
「いたっ」
「美哉の肌、柔らかくて噛み切りそうだ」
「んっ」
由臣が美哉の首筋に歯形が残るほどの強さで噛みつく度、美哉の身体はびくんびくんと跳ねた。
「痛くないのか」
「いた……い」
「けど、感じてるのか。お仕置きにならないな」
痛みの中に気持ち良さがあり、美哉の身体はその度に跳ねた。
「首筋が赤くなってるのは、昨日、日下部綺華に首を絞められたからか」
由臣はそういいながら、赤くなったところをたどるようにして舐め始めた。
「ぁっ……!」
舐められる度、美哉の身体はやはり跳ねた。由臣になにをされても気持ちがよくて、美哉はおかしくなりそうだった。
「由臣、さんっ」
「ん」
「ぁっ……気持ち、良すぎ、です」
「痛くない?」
「気持ち、い、い」
お仕置きと言っていたのにもかかわらず、由臣はどんどんと美哉が気持ち良くなることばかりをしてきた。
「結局、俺も美哉には甘いんだよな。お仕置きなんてできるわけがない」
「んっ」
首筋をぺろりと舐め上げられ、あまりの気持ち良さに美哉は由臣にしがみついた。ぎゅっと抱きついて、快感を逃す。
「ようやく、美哉が戻ってきてくれた」
「ぁ……っ」
由臣も美哉と同じようにぎゅっと身体を抱きしめてきた。由臣からは、いつものあの柑橘系の香水の香りがしてきた。
「美哉、好きだ」
「……由臣、さん」
「美哉がいない生活なんて、もう、考えられない。美哉、お願いだから、俺を捨てないでくれ」
「捨てるもなにも、私は拾われた方ですよ? 由臣さんこそ、私を捨てないでください」
「美哉……?」
「わっ、私も、由臣さんのこと、そのっ、す、すすす、す、き、で……っ」
「美哉!」
「んぁっ」
「服の上からでも乳首が尖っているのが分かる。キスだけでこんなになるなんて、ほんと、美哉は淫乱だな」
「ゃぁ、意地悪、しない、で」
「お仕置きだからな。美哉が誰のものか分からせないと」
由臣はそういいながら、首筋に噛みついてきた。
「いたっ」
「美哉の肌、柔らかくて噛み切りそうだ」
「んっ」
由臣が美哉の首筋に歯形が残るほどの強さで噛みつく度、美哉の身体はびくんびくんと跳ねた。
「痛くないのか」
「いた……い」
「けど、感じてるのか。お仕置きにならないな」
痛みの中に気持ち良さがあり、美哉の身体はその度に跳ねた。
「首筋が赤くなってるのは、昨日、日下部綺華に首を絞められたからか」
由臣はそういいながら、赤くなったところをたどるようにして舐め始めた。
「ぁっ……!」
舐められる度、美哉の身体はやはり跳ねた。由臣になにをされても気持ちがよくて、美哉はおかしくなりそうだった。
「由臣、さんっ」
「ん」
「ぁっ……気持ち、良すぎ、です」
「痛くない?」
「気持ち、い、い」
お仕置きと言っていたのにもかかわらず、由臣はどんどんと美哉が気持ち良くなることばかりをしてきた。
「結局、俺も美哉には甘いんだよな。お仕置きなんてできるわけがない」
「んっ」
首筋をぺろりと舐め上げられ、あまりの気持ち良さに美哉は由臣にしがみついた。ぎゅっと抱きついて、快感を逃す。
「ようやく、美哉が戻ってきてくれた」
「ぁ……っ」
由臣も美哉と同じようにぎゅっと身体を抱きしめてきた。由臣からは、いつものあの柑橘系の香水の香りがしてきた。
「美哉、好きだ」
「……由臣、さん」
「美哉がいない生活なんて、もう、考えられない。美哉、お願いだから、俺を捨てないでくれ」
「捨てるもなにも、私は拾われた方ですよ? 由臣さんこそ、私を捨てないでください」
「美哉……?」
「わっ、私も、由臣さんのこと、そのっ、す、すすす、す、き、で……っ」
「美哉!」