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夏が来たら
第5章 疑念
最後の夜は、秋生の元で過ごした。


12時を告げる時計の鐘が鳴ると、「そろそろ送ろうか」と秋生が言った。


「嫌です」


絢子はうつむき、力のない声を出した。


「どうしたの、絢子さん」


秋生は狼狽する。


「秋生さん、私、女として魅力がないんでしょうか?」


「どうしてそんなことを言うの?絢子さんは素敵だよ」


「じゃあ、秋生さんは男性が好きなんですか?」


「えっ?急に何を言っているの?絢子さん」


「私は、・・・・秋生さんを好きになってしまったんです」


絢子は思わず泣いてしまった。


どうしようもない恋心と自分の浅ましさに嫌になったけれど、涙を止めることができなかった。
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