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恋は盲目
第2章 特別な夏休み
私の告白と慶太の告白、あれから1ヶ月経った。
今日はコンクール当日。
もし結果が悪ければ今日で一旦引退。
まだ今日のスケジュールの流れに乗れていない1年生。
楽器や譜面のチェックを念入りにしている2、3年生。
私は部長として緊張した顔は見せない。
楽器運搬が終わり、学校を出発する時、全員で円陣を組む。
こういう時、部活をやってて良かったなと思う。
部員50人の真剣な目が私に向けられている。
すぅっと息を吸い込んで思いっきり叫ぶ。
「青春はー!」
「おー!」
「一度っきりー!」
「おー!」
「私たちの音楽—!」
「おー!」
「か、な、で、る、ぞーーーー!!!」
「おおおーーーーーーーー!!!!」
皆んなの顔がキラキラ輝いている。
今日を楽しもう。
今日はコンクール当日。
もし結果が悪ければ今日で一旦引退。
まだ今日のスケジュールの流れに乗れていない1年生。
楽器や譜面のチェックを念入りにしている2、3年生。
私は部長として緊張した顔は見せない。
楽器運搬が終わり、学校を出発する時、全員で円陣を組む。
こういう時、部活をやってて良かったなと思う。
部員50人の真剣な目が私に向けられている。
すぅっと息を吸い込んで思いっきり叫ぶ。
「青春はー!」
「おー!」
「一度っきりー!」
「おー!」
「私たちの音楽—!」
「おー!」
「か、な、で、る、ぞーーーー!!!」
「おおおーーーーーーーー!!!!」
皆んなの顔がキラキラ輝いている。
今日を楽しもう。