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天使さまっ!
第2章 天使さまとの出会い
「あらそうですか。じゃあ百瀬さんはエリン先生の専属で頑張ってくださいね」
婦長がサラッと当たり前に受け答えして、私は更にテンパりマックス!
「~っ~~っ!」
声にならない叫びに、先輩ナースが言葉を続けてくれたわ。
「大丈夫よ。エリン先生は優しいから。何でも教えてもらいなさい?むしろ皆うらやましいわ」
「はい。僕、何でも教えます」
私を取り残したまま話が進んで行くようだった。これは夢かしら?
「じゃあエリン先生と百瀬さんはもう行っていいです」
「えぇっ?!」
まだミーティングの途中なのにどうしてかしら!
「はぁい。じゃあ行こうか百瀬さん」
こうして、私こと百瀬しかこは、謎のちびっこ医師に従うナースとしてデビューしたのです。