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天使さまっ!
第5章 天使さまが神さまに見えた日
「大丈夫ですよ。呼び出しはたまにしかないんです」
着替えを手伝う私にふんわりと微笑み、エリン先生は首を斜めに傾げた。可愛らしさも神々しい。
私の手が震えていたせいか、それをギュッと握ってくれて。
本当にエリン先生は優しいなぁと実感せざるを得ない。もう夢でいい。私はこの人についていこう。
「落ち着いたら、後でまた話の続きを聞かせてくださいね」
「はなしのつづき?」
すっかり忘却の彼方だったのに、エリン先生、本気で粘着質です。