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天使さまっ!
第6章 私、不感症ですかっ……?
「私、先生のこと好きになっちゃう」
だから、もうやめて。
これ以上触らないで。
――そう言おうとした。
「いいよ。僕がしかこさんの不感症を治せたら、彼氏と別れなよ」
「…………うそ、でしょ……?」
だってエリン先生、まだ10歳だし。私とは凄く歳の差が大きくて。
「嘘なんかつかないでしょ。体は嘘つかないよ」
指先の動きにビクビクと体を震わす私に、エリン先生はまた優しいキスをして、もう言葉なんか聞いてくれない。
そうだった、エリン先生も男だから、人の話なんか聞かないで強引。でも。
「ね。感じるでしょ」
私の心を簡単にとかして開いてしまったの。