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天使さまっ!
第7章 素敵な毎日


「今日は院内散歩行かないんですか?先生、」


お昼ご飯を終えた後、なかなか診察室を出ようとしないエリン先生に声をかけると、エリン先生がちょいちょい手招きで呼ぶ。私が耳を近付けると内緒話で、ふわふわ先生の息がくすぐったい。


『大変なんです』


周りには他に誰もいないのに、そんなふうに声をひそめるエリン先生はいくつになっても可愛い。


『思春期なんです』

「なんですか?」


あれから5年、私も立派なナースになりつつある今日この頃。仕事はやりがいがあるし、先生は可愛いし、まったく問題のない薔薇色人生。夢ならずっと覚めないでほしい。

口を尖らすエリン先生も大変可愛く、思わず頭を撫でてしまう私にさらに不服そうに、ついにエリン先生は私の腰に手を回し彼の膝の上に座らせた。


「もう!」

「もうって……先生。仕事中……」

「集中出来ないの!我慢の限界なの!」


見れば先生の股間が大変なことになっていた。
……そうか、思春期ってこういうことか。


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