パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 続編 ワザワイはワスレタコロに

「ねぇ。しかこさんの部屋に泊まりに行っていい？」


ズッキュン。

なんでしょう、この急展開。ドキドキしてしまいます。


「いいですよ？でもちゃんと婦長の許可をもらったらですよ」


お母さんですから。こどもがお泊まりに行く場合、了承を獲ないとですね。

お泊まりかぁ……手料理とか何作ろう。わぁ、わくわくしてきちゃった。

そんな呑気な私に、エリン先生はそっと手を握ってきたの。


「なんかすごく、嫌な気持ちなんだ。モヤモヤイライラして」

「？」

「案外僕って嫉妬深いんだなぁとか」

「？」


「ああもう！だって腹立つじゃないですか！しかこさんの部屋に彼はずっと住んでたとか、僕なんかまだ行ったこともないのに！ていうか僕のしかこさんに勝手に触るとか穢らわしい！今日は僕が直々に洗浄しますから！」

「？？？」


何か、エリン先生がご立腹です。