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理性を失くした世界
第3章 第三章
暑い…
火の国に行くとは言っていたが、まだ着いてもいないのにこんなにも暑いなんて…
周りはカピカピになった石がコロコロとあるだけで、草などは全くないさら地だった。
「サイファは暑くないの?」
何故聞いたかというと、彼は長袖を着ているから。こんなに暑いのに長袖を着ていて汗もかかないなんておかしいんだもん。
「暑くはない。俺は体温を調整できるからな。まあ、水が無いと俺は枯れてしまうがな。」
枯れる…?
私は枯れるという言葉に興味をもった。彼は一体6つの内の何の神様何だろうと。
「そういえば、あなたは何の神様なの?」
「緑の神だ。」
「ふーん…だから私に森についての知識を教える事が出来たんだね!」
「まあな。」
彼は無表情のまま言った。
火の国に行くとは言っていたが、まだ着いてもいないのにこんなにも暑いなんて…
周りはカピカピになった石がコロコロとあるだけで、草などは全くないさら地だった。
「サイファは暑くないの?」
何故聞いたかというと、彼は長袖を着ているから。こんなに暑いのに長袖を着ていて汗もかかないなんておかしいんだもん。
「暑くはない。俺は体温を調整できるからな。まあ、水が無いと俺は枯れてしまうがな。」
枯れる…?
私は枯れるという言葉に興味をもった。彼は一体6つの内の何の神様何だろうと。
「そういえば、あなたは何の神様なの?」
「緑の神だ。」
「ふーん…だから私に森についての知識を教える事が出来たんだね!」
「まあな。」
彼は無表情のまま言った。