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理性を失くした世界
第1章 第一章
いろんな事を考えている内に朝になっていた。
そういえば今日は私の誕生日だったよね?
どうしようか迷った末に私は分厚い木の机の上に木の枝を16本置き、みんながいない中私は16歳の誕生日を迎えた。
ガサガサ…
何の音だろう?
私は机の上にある16本の枝を見つめるのを止めて、音が鳴る方向に歩いていった。
………誰かがいる。
服を着ている所を見ると、きっとおかしい人じゃないと思う。
けど、何か怪しい!!
身長は180cm以上にもありそうで、髪は長くて綺麗なクリーム色。
後ろを向いているので顔は見えない。
いや、後ろを向かれると私が発見されてしまう!
少しウロウロしていると、「何をしている?」
「ひゃあああああああ!!!助けてぇぇぇぇ!!お願いですから!」
そんな事を言いながらバタバタしていると、怪しい人が大声で笑い始めた。
「あっはははははは!!ふはっ…ははははは!!」
驚いた私は叫ぶのを止めて怪しい人を見つめながら、
「あの…、大丈夫ですか……?」
「大丈夫ですか…?だと??お前はもっと大丈夫か?ププププ…」
「あの…そんなに可笑しいですか?」
「当然だろ。」