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狂い咲く花
第3章 一、昇り藤 - いつも幸せ
「姉様―――?葉月―――?どこ?」
麻耶の声が聞こえ、2人はクスリッと笑い抱きしめあったまま声を上げた。
「お菓子持って行くから待っててね」
「は~い」
麻耶の返事が聞こえ、障子の閉じる音がしてホッとした。
美弥は葉月から離れようと胸に手を当てると、力強く抱きしめられてしまう。
「葉月??麻耶が待ってるから…」
「分かってる…分かってるけど…」
ふたたび葉月の唇が重なる。
先ほどより熱く強く口づけをする。
もう離れたくなくなるような口づけに美弥からも積極的に舌を絡ませた。
本当は、はしたなくて駄目なはずなのにもっとと求めてしまう美弥。
ふたりは時間を忘れたかのように求めてしまう。
「麻耶が待っているから行こうか」
名残惜しそうに身体を離し、何事もなかったかのように菓子とお茶を持って出て行こうとする。
「…先に行ってて。落ち着いたら行くから」
まだ余韻が残る身体を自分で抱きしめながら葉月につげると、葉月は頷いて麻耶のいる部屋に向かった。
麻耶の声が聞こえ、2人はクスリッと笑い抱きしめあったまま声を上げた。
「お菓子持って行くから待っててね」
「は~い」
麻耶の返事が聞こえ、障子の閉じる音がしてホッとした。
美弥は葉月から離れようと胸に手を当てると、力強く抱きしめられてしまう。
「葉月??麻耶が待ってるから…」
「分かってる…分かってるけど…」
ふたたび葉月の唇が重なる。
先ほどより熱く強く口づけをする。
もう離れたくなくなるような口づけに美弥からも積極的に舌を絡ませた。
本当は、はしたなくて駄目なはずなのにもっとと求めてしまう美弥。
ふたりは時間を忘れたかのように求めてしまう。
「麻耶が待っているから行こうか」
名残惜しそうに身体を離し、何事もなかったかのように菓子とお茶を持って出て行こうとする。
「…先に行ってて。落ち着いたら行くから」
まだ余韻が残る身体を自分で抱きしめながら葉月につげると、葉月は頷いて麻耶のいる部屋に向かった。