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狂い咲く花
第3章 一、昇り藤 - いつも幸せ
お茶の準備をしていると、ふわりと葉月が抱きついてくる。
「美弥…会いたかった」
葉月の温もりが美弥に伝わる。
「私も会いたかった」
恥ずかしげに同じ気持ちを告げると葉月は腕を解き、美弥を自分の方に向ける。
控えめに上を見ると、やさしい眼差しが美弥を捕らえた。
瞳と瞳が重なりあえば、自然と顔が近づき口づけを交わす。
部屋はとても寒いのに、2人の肌が触れ合っている場所だけが熱く燃え上がる。
葉月の舌が美弥の口の中に入り込み主を探しまわり、あっという間に葉月につかまってしまい、くちゅくちゅと音を立てて絡み合う。
「ハァ…」
久しぶりの口づけに美弥の心も身体も蕩けそうになり、甘い吐息が漏れ出す。
葉月の手が身体を這い回り、美弥の存在を確かめているようだった。
名残惜しそうに唇が離れ、お互いの瞳はもっと続けたいと分かるが、この先に進むわけにはいかない。
「美弥…早く結婚してひとつになりたい」
「私も…」
2人は抱き合って2人の時間を大切にする。
人前では絶対にできないこと。
結婚もしていな2人が抱き合うことも本当はいけないことだった。
「美弥…会いたかった」
葉月の温もりが美弥に伝わる。
「私も会いたかった」
恥ずかしげに同じ気持ちを告げると葉月は腕を解き、美弥を自分の方に向ける。
控えめに上を見ると、やさしい眼差しが美弥を捕らえた。
瞳と瞳が重なりあえば、自然と顔が近づき口づけを交わす。
部屋はとても寒いのに、2人の肌が触れ合っている場所だけが熱く燃え上がる。
葉月の舌が美弥の口の中に入り込み主を探しまわり、あっという間に葉月につかまってしまい、くちゅくちゅと音を立てて絡み合う。
「ハァ…」
久しぶりの口づけに美弥の心も身体も蕩けそうになり、甘い吐息が漏れ出す。
葉月の手が身体を這い回り、美弥の存在を確かめているようだった。
名残惜しそうに唇が離れ、お互いの瞳はもっと続けたいと分かるが、この先に進むわけにはいかない。
「美弥…早く結婚してひとつになりたい」
「私も…」
2人は抱き合って2人の時間を大切にする。
人前では絶対にできないこと。
結婚もしていな2人が抱き合うことも本当はいけないことだった。