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狂い咲く花
第17章 二、千寿菊 - 嫉妬
7日分の愛情を確かめるかのように何度となく深く口づけを続ける。
胡坐をかいている上に跨がせると、少し顔の位置が上になる麻耶が積極的に舌を絡める。
上から流れてくる蜜を一滴も逃すまいと吸い付き、全てを飲み込みながら、後ろに廻している手で帯を解けば、薄桃色をしたきれいな豊満な胸が露になる。
両手で持ち上げて軽く揉むと、それだけで麻耶の身体は反応する。
7日間、耐えさせた甲斐があると南和は内心で喜んでいた。

「麻耶…膝で立ってごらん」

唇を離して次の指示を出せば、言われたように動く。
膝立ちにすれば、麻耶の胸の蕾がちょうど南和の口の前になり、これから何をされるか理解した麻耶は、自分から胸を近づけた。
南和が口を小さく開くと、そこにぴったりと蕾がパクリと入り、チュパチュパとわざと音を立てながら吸い上げた。

「アアアッ…」

欲しかった愛撫に歓喜の声を上げる。
それだけではない。
昨日、葉月にイカせてもらえなかった身体は一日中疼いていた。
それも相重なって身体が敏感に反応する。
舌でつつかれながら転がされれば、身体がビクビクと反応して南和の頭にしがみつく。
それがうれしい南和は激しく舌と手で責める。

「アアッ…南和……ボボも触って…気持ちよくしてぇ」

腰を動かしながら先に進むことを懇願する。
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