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狂い咲く花
第20章 二、木瓜 - 平凡
「離してっ…」
初めての拒絶に南和の目の色が変わる。
麻耶の顎を掴んで自分の方に向けさせる。
「もう、僕はいらない?僕を欲しくない?」
真っ直ぐに見つめられ、引きずられるかのように麻耶は口を開く。
「南和…」
「麻耶…」
お互いの名前を呼び合い、惹かれるように唇を重ね合わせる。
涙を流しながら麻耶は南和を求めていく。
久しぶりに味わうお互いの感触に、激しく求めて絡み合う。
舌と舌が絡み合えば、おのずと気持ちは昂り抑えがきかなくなった。
「ごめん…もう我慢できない…入れていい?」
口づけだけで、南和のソレは大きく膨れ上がっていた。
それを握らせて早く入れたいと告げれば、麻耶は小さく頷いた。
壁に手をつけさせ、着物の裾を帯に挟む。
下着の中に手を入れれば、そこはいつでも迎えられるようにしっとりと濡れていた。
下着を左に少しずらし、自分のモノを押し当てると、クチュッと言う音を立てて簡単に飲み込んでしまった。
「ねぇ…こんな所、葉月に見られたらどうする?」
南和は意地悪く声かけながら人通りのある方向に顔を向けさせる。
もちろん、通りからは暗くて、ふたりの姿は見えなかった。
「ばれたら…ダメ…」
「どうして??」
「嫌われちゃう…」
その一言に南和の心に言いようのない怒りが込み上げてくる。
初めての拒絶に南和の目の色が変わる。
麻耶の顎を掴んで自分の方に向けさせる。
「もう、僕はいらない?僕を欲しくない?」
真っ直ぐに見つめられ、引きずられるかのように麻耶は口を開く。
「南和…」
「麻耶…」
お互いの名前を呼び合い、惹かれるように唇を重ね合わせる。
涙を流しながら麻耶は南和を求めていく。
久しぶりに味わうお互いの感触に、激しく求めて絡み合う。
舌と舌が絡み合えば、おのずと気持ちは昂り抑えがきかなくなった。
「ごめん…もう我慢できない…入れていい?」
口づけだけで、南和のソレは大きく膨れ上がっていた。
それを握らせて早く入れたいと告げれば、麻耶は小さく頷いた。
壁に手をつけさせ、着物の裾を帯に挟む。
下着の中に手を入れれば、そこはいつでも迎えられるようにしっとりと濡れていた。
下着を左に少しずらし、自分のモノを押し当てると、クチュッと言う音を立てて簡単に飲み込んでしまった。
「ねぇ…こんな所、葉月に見られたらどうする?」
南和は意地悪く声かけながら人通りのある方向に顔を向けさせる。
もちろん、通りからは暗くて、ふたりの姿は見えなかった。
「ばれたら…ダメ…」
「どうして??」
「嫌われちゃう…」
その一言に南和の心に言いようのない怒りが込み上げてくる。