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狂い咲く花
第22章 二、金盞花 - 寂しさ
その先を催促すると思い出したかのように話し出す。

「あっ…。あのね。見ちゃったの。鬼に見つかったら食べられちゃうようなことをしてた」

「へぇ…あの二人がねぇ…」

意味ありげに独り言のようにつぶやく。

「姉様の部屋、離れでしょう?初めはね。声が聞こえてきていてね。覗いちゃったの。前みたいに幸兄様が姉様の胸に赤ちゃんみたいに吸い付いていたんだよ」

「それ、何度も見たいの?」

「うん。最近はね。外の障子が開いていることもあって覗かなくても見えちゃう」

麻耶の言葉に満足できない理由が納得できた南和は、そっと麻耶の胸の蕾に吸い付く

「アッ…」

身体をビクンッと跳ね上げ、南和のモノを握っている手に力がこもる。

「そんなに力いれないで。大切に扱って。これ麻耶にともって大事なモノでしょ?」

そう言うと、握っていた手を離し擦る。

「ごめんなさい…」

「いいよ。分かればね」

軽く口づけをして麻耶の両足を開かせ、花芽を軽く手で捏ねれば愛嬌のある声で鳴き始める。

「アアンッ」

花芽の皮を剥いて、軽く扱く。
小さな花芽も段々と硬くなり大きくなった。

「イヤッ…アアアッ」

大きくなった花芽を口に含み吸い付きながら、2本の指を麻耶の中に入れ込んだ。
南和のモノを飲み込んでいた場所は、指2本入れるのに何の抵抗もなかった。
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