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狂い咲く花
第25章 二、葡萄 - 宵と狂気
何度も胸をたたいて幸信の腕の中から逃げようとしても、男の腕の中からは簡単には逃げ出せない。
「美弥のこの手はいけない手だ」
胸をたたいた手を掴みとり優しく微笑むと、美弥の腰ひもを解いて両手を後ろにまわして結ぶ。
きつく結ばれた手はびくともしなかった。
「あっ…外してください…」
怯えた美弥の声など聞こえないのか、帯を解かれて淫らに開いている襟を後ろにずらし、幸信の目の前に裸体を晒す。
「やはり、いつ見てもきれいだ…」
うっとりとした目で美弥の裸体を見て、唇をなぞり、首筋から胸の谷間、おへそまでを人差し指でゆっくりとなぞっていく。
恐怖から美弥の身体は身震いをしても、それが快楽からだと勘違いする。
「私の指に感じますか?」
満足気に微笑んで、胸の周りをのの字を書くように愛撫する。
何度も幸信の指によって愛撫された身体は心とは裏腹に反応してしまう。
「やめて…ください…」
「ほらっ、いつものように膝で立ってください」
使えない手の代わりに、幸信が手を貸して膝立ちにさせ、腰に手を回して密着させる。
「いつものように愛しあいましょう」
そう言うと、胸の蕾を口に含み丁寧に舌で転がす。
「いやっ…」
感じたくなくても身体は慣れ切った幸信の舌に反応する
「美弥のこの手はいけない手だ」
胸をたたいた手を掴みとり優しく微笑むと、美弥の腰ひもを解いて両手を後ろにまわして結ぶ。
きつく結ばれた手はびくともしなかった。
「あっ…外してください…」
怯えた美弥の声など聞こえないのか、帯を解かれて淫らに開いている襟を後ろにずらし、幸信の目の前に裸体を晒す。
「やはり、いつ見てもきれいだ…」
うっとりとした目で美弥の裸体を見て、唇をなぞり、首筋から胸の谷間、おへそまでを人差し指でゆっくりとなぞっていく。
恐怖から美弥の身体は身震いをしても、それが快楽からだと勘違いする。
「私の指に感じますか?」
満足気に微笑んで、胸の周りをのの字を書くように愛撫する。
何度も幸信の指によって愛撫された身体は心とは裏腹に反応してしまう。
「やめて…ください…」
「ほらっ、いつものように膝で立ってください」
使えない手の代わりに、幸信が手を貸して膝立ちにさせ、腰に手を回して密着させる。
「いつものように愛しあいましょう」
そう言うと、胸の蕾を口に含み丁寧に舌で転がす。
「いやっ…」
感じたくなくても身体は慣れ切った幸信の舌に反応する