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狂い咲く花
第31章 三、丹一華 - 嫉妬の為の無実の犠牲
「それでいい…まずは口づけから…舌を噛まないでくださいね。噛んだら…死ぬより酷い目にあいますからね…」

そう脅してから唇を重ねた。
先ほどとは違って美弥の唇は少し開いており、宝賀の舌は簡単に入っていく。
美弥の舌を絡め取ろうとしても何の反応もしない。
根気よく刺激しても絡み合うことはなかった。

「美弥…それでは面白くない…きちんと絡ませて濃厚な口づけをしましょう…しないとお仕置きですよ」

お仕置きと言う言葉に反応する。
その反応を見逃さなかった宝賀は再度唇を重ね合わせる。
唇の間から舌をすりこませると、先ほどと違って美弥の舌も動いていく。
絡ませながら激しく吸い上げる。
唇を離せば、美弥の口の端から流れ出る蜜を舌で舐め上げる。

「美弥の口づけも最高ですよ…次は先ほどの続きから…」

通和散を手に取り、秘部に塗り付ける。
ヒヤッとする感覚がまたも美弥の身体を反応させる。
美弥の両足を割り、身体を滑り込ませると花芽に顔を近づける。
何をされるか分かる美弥は身体を硬直させた。
その動きが宝賀の理性を煽る。
舌先で軽く花芽をつつけば、それと同じく身体はヒクヒクと反応する。
ここだけはどんなに贖おうと身体は感じてしまうことを宝賀は知っていた。
皮を剥いてむき出しになった花芽を容赦なく吸い上げる。

「ァァ…」

出そうになる声を手で押さえて我慢する。
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