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狂い咲く花
第32章 三、風信子 – 悲哀
「次からは、可愛く鳴けよ…そうしたら、そんな顔で泣かなくてすむ…」

美弥の頬をつたう涙をひと舐めして、美弥の中から抜いていく。
すぐさま、濡れた布を入れ栓をする。
それは自分の白濁がこぼれ落ちないための物だった。

「厠に行きたくなるまで取るなよ…また近いうちに会いにくるからな。その時も今日みたいに素直に身体を開けば優しくしてやる」

自分の欲を吐き出してすっきりした宝賀は、乱れた美弥をそのままにして部屋を出て行った。
残された美弥は声を殺して泣き続けた。
いつまで続くのかと自分の運命を呪いながら、誰に相談することもできず、宝賀に身体を弄ばれる日々は続いていった。
何度抱かれても快楽が生まれることはなく、ただ麻耶と蘭子を守る行為として耐え抜くしかなかった。
将来を誓い合った葉月は麻耶のことが精一杯で、美弥の悲惨な現状を知ることはない。
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