この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狂い咲く花
第32章 三、風信子 – 悲哀
「ここで抱いていい??麻耶が欲しい」
素直な欲望を口にする。
実際にこの10日以上も2人は交わることがなかった。
麻耶の願いを叶えるために南和もそれどころではなかった…
「麻耶も抱いてほしい…」
麻耶の一言で2人の唇は重なりあった。
欲望を満たすためだけにお互いの舌と蜜を奪いあう。
奪い合いながらゆっくりと麻耶を座らせ倒していく。
身体を手が這い、胸を優しく愛撫していくと、口づけの合間から麻耶の甘い吐息がし始める。
もっと声を聞きたいと胸の蕾を指で捏ねまわし感じさる。
「ンアッ…」
身体が軽く震えて感じはじめた。
唇から離して身体を這いながら下へ下へと下がる。
そして胸の周りを一回りした時に南和の動きが止まる。
先が進まない南和に麻耶はもっとしてほしいとせがんでも動こうとしなかった。
南和は胸の谷間を触りながら麻耶に聞いた。
「これ…どうしたの?」
触られている場所は10日程前に自分で包丁を突き付けた痕だった。
傷は塞がりはしたが、傷が消えることはない。
何も言えない麻耶は黙り込むほかなった。
南和は顔を上げて上から覗き込むように麻耶を見つめる。
「麻耶…教えて…。ここどうしたの?」
怪我をしている場所を指で擦りながら聞く。
何も話さない麻耶に、眉を顰め(ひそめ)優しく抱きしめる。
「僕が来ない間に何があったの?…葉月と関係あること?だから…話せない?」
素直な欲望を口にする。
実際にこの10日以上も2人は交わることがなかった。
麻耶の願いを叶えるために南和もそれどころではなかった…
「麻耶も抱いてほしい…」
麻耶の一言で2人の唇は重なりあった。
欲望を満たすためだけにお互いの舌と蜜を奪いあう。
奪い合いながらゆっくりと麻耶を座らせ倒していく。
身体を手が這い、胸を優しく愛撫していくと、口づけの合間から麻耶の甘い吐息がし始める。
もっと声を聞きたいと胸の蕾を指で捏ねまわし感じさる。
「ンアッ…」
身体が軽く震えて感じはじめた。
唇から離して身体を這いながら下へ下へと下がる。
そして胸の周りを一回りした時に南和の動きが止まる。
先が進まない南和に麻耶はもっとしてほしいとせがんでも動こうとしなかった。
南和は胸の谷間を触りながら麻耶に聞いた。
「これ…どうしたの?」
触られている場所は10日程前に自分で包丁を突き付けた痕だった。
傷は塞がりはしたが、傷が消えることはない。
何も言えない麻耶は黙り込むほかなった。
南和は顔を上げて上から覗き込むように麻耶を見つめる。
「麻耶…教えて…。ここどうしたの?」
怪我をしている場所を指で擦りながら聞く。
何も話さない麻耶に、眉を顰め(ひそめ)優しく抱きしめる。
「僕が来ない間に何があったの?…葉月と関係あること?だから…話せない?」