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第41章 四、勿忘草　-　私を忘れないで

南和は背中を押し背中を逸らせ、ゆっくりと全てを擦りつけながら腰を動かす。
奥深くに沈めるたびに身体を震わせ快楽を味わう。

「アアアアッ…南和…気持ち…いい…」

気持ちよければ自然と背中は反りお尻を突き出し、そのお尻を掴み徐々に速さを増す。
少し膝を曲げて腰を動かせば、当たる場所が変わり悶え始める。

「そっ…アアアッ…そこ…ダメェェェェェ…」

下から打ち上げると、その勢いで麻耶の身体は一瞬宙に浮き奥深くまで飲み込む。
この繰り返しで麻耶の身体は限界をむかえる。

「アアアッ…みっ…南和…イクッ…イッちゃう…」

麻耶の言葉で秘壺がキュッと締まった。
締めつけられた中での前後の動きは南和にとっても最後の時を迎えさせる。
お互いがお互いを刺激し一気に高みに連れていく。

「ダメェェェェェェッ」

大きく背を反らし、身体が跳ね絶頂を迎えた。
南和はすかさず秘壺から引き抜き扱いて宙に白濁を飛び散らす。
麻耶の目の前に受け止めるものもなく白濁は地面に落ちていった。

「麻耶の中……気持ちよすぎ…」

後ろから抱きしめながら崩れ落ちた。
2人の息づかいは簡単にはおさまらず、寄り添いながらお互いの存在を意識する。