この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狂い咲く花
第42章 四、金木犀 - 真実
幼いころ4人で遊びに来ていたことを思い出す。
4人だと怖くはなかった。
誰も来ない秘密基地として時間がある時はいつもここで遊んだ。
「麻耶…覚えてる?ここで遊んだ事。」
「覚えているよ。楽しかったね。」
湖に近づき水を手ですくう。
夏と言うのに冷たかった。
そのすくった水を美弥にかける。
「冷たい!!」
顔にかかった美弥は、冷たさに悲鳴をあげる。
「もう、麻耶ったら」
美弥も湖の水をすくって麻耶にかけた。
「キャー――冷たいよ」
「顔にはかけないでよ」
「え―――先にかけたの姉様じゃない」
「もう、知らない。お返し―――」
2人して水の掛け合いをして楽しんだ。
冷たい水は夏の暑さと時間を忘れされてくれた。
「もう…びっちょりだよ…」
お互いに自分の濡れた姿を見て笑った。
裾の水を絞ると、かなりの量の水が絞りだされた。
「母様に怒られちゃうね」
「一緒に謝ろうね」
悪さをした後のような気分になったら2人は、誰にも見られていないのに小さく笑った。
4人だと怖くはなかった。
誰も来ない秘密基地として時間がある時はいつもここで遊んだ。
「麻耶…覚えてる?ここで遊んだ事。」
「覚えているよ。楽しかったね。」
湖に近づき水を手ですくう。
夏と言うのに冷たかった。
そのすくった水を美弥にかける。
「冷たい!!」
顔にかかった美弥は、冷たさに悲鳴をあげる。
「もう、麻耶ったら」
美弥も湖の水をすくって麻耶にかけた。
「キャー――冷たいよ」
「顔にはかけないでよ」
「え―――先にかけたの姉様じゃない」
「もう、知らない。お返し―――」
2人して水の掛け合いをして楽しんだ。
冷たい水は夏の暑さと時間を忘れされてくれた。
「もう…びっちょりだよ…」
お互いに自分の濡れた姿を見て笑った。
裾の水を絞ると、かなりの量の水が絞りだされた。
「母様に怒られちゃうね」
「一緒に謝ろうね」
悪さをした後のような気分になったら2人は、誰にも見られていないのに小さく笑った。