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狂い咲く花
第8章 一、榛 - 過ち
美弥の言葉を聞いて、再び熱い口づけを交わした。
何度も何度も舌を絡ませ熱い口づけを続ける。

「…愛してる…愛してる…」

うわごとのように何度も何度も『愛している』という言葉を繰り返す。
自分のモノに手を添えて秘部にあてがい、少し動かしながら愛液を付けて力を込める。
少し進んだところで何かに阻まれるが、何度が動かしながら先に進もうと力を入れた。

「痛い…痛い…アアアアッ。やめてぇぇぇぇ!!」

美弥の口から悲痛な叫びが聞こえてくる。

「…我慢して…」

無意識のうちに美弥の口を手で塞いで動いていく。

「ンンンッ…グッ…」

何度が前後に打ち付けると、何かがはじけた感じがして全てがおさまる。
すっぽりと葉月の物を飲み込んでしまった美弥は、痛みのあまり声がでず、必死にしがみついて硬直していた。
余裕がない葉月は、そんな美弥に気が付くことなく、ゆっくりと腰を動かし始めるた。
何度か打ち付けるうちに愛液で滑りが良くなり痛みが薄れていけば残るのは快楽だけ。

「ハァハァハァ…」

何度も腰を打ち付ける音と葉月の息遣いが部屋の中に充満する。
そしていつの間にか美弥の喘ぎ声も混ざり始めた。

「アッアッ…ンンンンッ」

痛みが引き、快楽だけに支配される美弥。
2人の声が混ざり合い闇に吸い込まれていく。
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