この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
狂い咲く花
第11章 二、青い薔薇 - 神の祝福
美弥の言葉に父様の気持ちが説かれていくのが分かった。
本当は当の昔に許すことは決めていた。
ただ、美弥が不憫で『許す』の一言がいえなかっただけだった。

『美弥が…美弥がそれでいいのなら。だが、この家に住まわせるつもりはない。それが条件だ』

それが父様が折れる条件だった。
それでも美弥はほっとした。
これから訪れるであろう3名の幸せに。
そして、夢で見たような血で自分の手が染まることがない未来に。

父様からの許しが出た2人は相良家から徒歩10分程の場所に新居を構えることになった。
身篭ったとしても変ることのない麻耶。
誰もがこれからのことを心配をし、目の届くところにと決まったことだった。

「おぎゃぁぁ――――」

弱々しい生まれた子供の声が突如広がっていく。

「あっ…」

「産まれた…」
/661ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ