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第1章 　

この子が望むことをしなければ……。
私は私の上に乗った細い身体を抱きしめた。
小さな体が密着した。
柔らかい感触、温かい体温が心地よかった。
「アア……パパ……」
私は彼女を抱きしめたまま反転した。
彼女が下になった。
彼女を覗き込む。
彼女が手を私の頬に当て言う。
「アイ・ラビュー……パパ……」
私は彼女にキスをした。
彼女が微笑む。
言葉がわからなくても、心が通じ合った気がした。
良かった……。