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少女、アナ
第1章  
どこに住んでいるんだろう?
ひとりでだろうか?
親は?
なんでこんなことを?
警察に行った方がいいのだろうか?
今日は私が助けたが、明日はどうするのか?
そんな疑問が次々と湧き出たが、私に、彼女の人生を好転させる方法は思い浮かばなかった。
缶ビールを飲み干す。
ベッドに仰向けになる。
彼女が浴衣を脱ぎ、その細い身体を私の脇にぴったりと付け、私の胸に手を乗せる。
上目使いで私を見つめた。
「アイム、OK……」
「ノー! ノー! ストップ!」
私は起き上がり、浴衣を拾い、少女に渡すと隣のベッドを指差した。
「ユー・マスト・スリープ・ゼアー……グッ・ナイト!」
そう言い放つと、布団の中に潜り込み、彼女に背を向けた。
何てことだ……。
少女は躊躇せず見知らぬ男の前で裸になり、自ら男の体に寄り添う。
不安も恐怖も感じないのだろうか?
今までどんな人生を歩んできたのだろう?
今まで何人の男を相手にしてきたのか?
あのまだあどけない顔立ちの奥に、齢(よわい)六十の男さえでたじろぐ価値観を覗かせている。
多分、自発的なものではない。
誰かに刷り込みされたのだ。
売り物にされたのだ。
断じてそんなことは許されない。
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