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痴漢selection
第9章 ー毎日痴漢ー(遠藤 瑠美 16歳 高校1年)
思わず席を立つ。
「まぁ、座れ…。」
「はい。」
隣に鞄をドカンッと置いてあるから、誰も座らない。
「お前、いつもどこに立ってる?」
「ドアの近くです。」
「ドアの下、よーく見とけ!!」
「あっ…」
「だいたい、どのドアの下にもついてるし、普通に上にもついてるだろ?非常ベル…」
ほんとだ。ドアの下、上にもついてる。気付かなかったな。
「だろ?たまには、いいこと言うだろ?俺も…」
「はいっ!!」
「…。」
苦手だと思ってた先生が、ちょっと優しく感じた。
学校について、遅れた分のテストは、昼休み保健室でやることになった…。養護の先生もいたし。
「まぁ、座れ…。」
「はい。」
隣に鞄をドカンッと置いてあるから、誰も座らない。
「お前、いつもどこに立ってる?」
「ドアの近くです。」
「ドアの下、よーく見とけ!!」
「あっ…」
「だいたい、どのドアの下にもついてるし、普通に上にもついてるだろ?非常ベル…」
ほんとだ。ドアの下、上にもついてる。気付かなかったな。
「だろ?たまには、いいこと言うだろ?俺も…」
「はいっ!!」
「…。」
苦手だと思ってた先生が、ちょっと優しく感じた。
学校について、遅れた分のテストは、昼休み保健室でやることになった…。養護の先生もいたし。