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痴漢selection
第12章 ー痴漢されたいー(高埜 咲希 15歳 高校1年)
ー
「ここは?」
ハァッ…ハァッ…
「可愛いね。恥ずかしいのかな?へへっ…」
「はぁっ…」
「感じちゃった?じゃぁさ、途中下車する?帰りお小遣い渡すし…」
「きみ、いくらほしい?5万?」
ー
さっきの小さな会話が…
大きな音で流れ始めた…
ゴクンッ…
おじさんの顔が、真っ青になって、汗だらけに…
「痴漢!って犯罪!っておじさん、知ってた?」
「…。」
私、粟生、痴漢の周りが空いていく。
「圭ー?終わった?」
っ!!
『な、んで?守山先輩…』
人混みの中から、守山さんと少し怖そうな男性が出てきた。
「ここは?」
ハァッ…ハァッ…
「可愛いね。恥ずかしいのかな?へへっ…」
「はぁっ…」
「感じちゃった?じゃぁさ、途中下車する?帰りお小遣い渡すし…」
「きみ、いくらほしい?5万?」
ー
さっきの小さな会話が…
大きな音で流れ始めた…
ゴクンッ…
おじさんの顔が、真っ青になって、汗だらけに…
「痴漢!って犯罪!っておじさん、知ってた?」
「…。」
私、粟生、痴漢の周りが空いていく。
「圭ー?終わった?」
っ!!
『な、んで?守山先輩…』
人混みの中から、守山さんと少し怖そうな男性が出てきた。