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痴漢selection
第5章 ー小さな痴漢ー(森本唯 15歳 中学3年)
電車が、カーブの所で少し憂鬱揺れ、男の子が私にしがみついた。
「いいよ、持ってても。」
「ありがとうございます。」
礼儀正しく、小学生の割りには大人しく、ジッと窓から外を眺めていた。
『今の内に、読んどこ…』
読み始めて暫くすると…
誰かが足を触っていた…
頭の中で、感覚と位置を合わせながら見渡すと…
『嘘…。この子?』
私の隣にいる男の子が、私のスカートの中に手を入れて触っている。
『言いたいけど、言って泣かれたら…ねぇ。どうせ、直ぐに降りるだろうし!!』
あえて無視をすることにしたんだけど…
その男の子の手は、止まるどころか、ますます進んで…
「いいよ、持ってても。」
「ありがとうございます。」
礼儀正しく、小学生の割りには大人しく、ジッと窓から外を眺めていた。
『今の内に、読んどこ…』
読み始めて暫くすると…
誰かが足を触っていた…
頭の中で、感覚と位置を合わせながら見渡すと…
『嘘…。この子?』
私の隣にいる男の子が、私のスカートの中に手を入れて触っている。
『言いたいけど、言って泣かれたら…ねぇ。どうせ、直ぐに降りるだろうし!!』
あえて無視をすることにしたんだけど…
その男の子の手は、止まるどころか、ますます進んで…