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痴漢selection
第5章 ー小さな痴漢ー(森本唯 15歳 中学3年)
「まもなく、西川原ー、西川原ー。」
降りる駅のアナウンスが流れる…。
「残念。もっとお姉ちゃんといたかったのに!!」
この子も同じ駅なの?まっ、帰る方向も違うだろうし…。もぉ、会わないだろうから…
そう思って、ドアの近くに進んだ。
「お姉ちゃんも、この駅なの?僕ね、ここ初めてなんだ!!パパがね、お仕事で居ないから、お泊まりなんだ!!」
家庭の事情は知らないが、余程お泊まりするのが、楽しみらしい…
「お姉ちゃーん!ばいばーい!」
と私に手を振って、男の子は人混みの中へ消えていった。
「はぁっ。にしても、なんか今時の子供って…早熟ってか、何て言うか…」
そんなことを呟きながら、家に着き、玄関を開けた。
降りる駅のアナウンスが流れる…。
「残念。もっとお姉ちゃんといたかったのに!!」
この子も同じ駅なの?まっ、帰る方向も違うだろうし…。もぉ、会わないだろうから…
そう思って、ドアの近くに進んだ。
「お姉ちゃんも、この駅なの?僕ね、ここ初めてなんだ!!パパがね、お仕事で居ないから、お泊まりなんだ!!」
家庭の事情は知らないが、余程お泊まりするのが、楽しみらしい…
「お姉ちゃーん!ばいばーい!」
と私に手を振って、男の子は人混みの中へ消えていった。
「はぁっ。にしても、なんか今時の子供って…早熟ってか、何て言うか…」
そんなことを呟きながら、家に着き、玄関を開けた。