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山猫と狼
第4章 悪魔の口づけ
「ただし、結婚するにはお互い愛しあわなければなりませんね。
愛のない結婚は不毛なものです。あなたもそう思いませんか。
だから、私があなたを、私の花嫁に相応しい女性に躾けて差し上げましょう。
いずれロイ殿下は、きっと私なしでは生きられなくなるはずです」
クロードは再びロイの上に被さり、彼女の恐怖に戦く唇をついばんだ。
「抵抗したら、あなたの大切な『家族』が一人、またひとりと死にますよ」
クロードは、無抵抗のロイの口を思うままに味わった。
できることならこいつの舌を噛み切ってやりたい。
穢らわしい口を思い切り切り裂いてやりたい・・・!
ロイは目をつぶり不快な瞬間を耐えていたが、クロードの執拗な舌は彼女の舌や唇や歯を捕らえて放さなかった。
嫌で嫌でたまらない。殺してやりたいほど憎い男。
愛のない結婚は不毛なものです。あなたもそう思いませんか。
だから、私があなたを、私の花嫁に相応しい女性に躾けて差し上げましょう。
いずれロイ殿下は、きっと私なしでは生きられなくなるはずです」
クロードは再びロイの上に被さり、彼女の恐怖に戦く唇をついばんだ。
「抵抗したら、あなたの大切な『家族』が一人、またひとりと死にますよ」
クロードは、無抵抗のロイの口を思うままに味わった。
できることならこいつの舌を噛み切ってやりたい。
穢らわしい口を思い切り切り裂いてやりたい・・・!
ロイは目をつぶり不快な瞬間を耐えていたが、クロードの執拗な舌は彼女の舌や唇や歯を捕らえて放さなかった。
嫌で嫌でたまらない。殺してやりたいほど憎い男。