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山猫と狼
第7章 快楽の拷問
クロードはロイの乳房に羽を当て、ゆっくり動かした。


そよ風のように柔らかくこそばゆい快感がロイの乳首を捉え、めくるめく境地へ彼女を導いてゆく。


「こんなソフトなタッチがお好みでしょうか」


クロードはロイの微妙な表情の変化に気がついたようだった。


ロイは快感を気取られないよう、必死で歯を食いしばる。


「・・・全然だ」


「じゃあ、これはいかがですか」


羽の動きがどんどん激しくなり、乳首が痛いほど張り詰めてゆく。


ロイは漏れる声を噛み殺すため、息を止めた。


「いっぱい喘いでいいんですよ」


クロードは耳元で囁き、ロイの赤くなった頬にキスをした。


ロイは、乳首だけで絶頂に達しそうだった。


といっても、彼女はオーガズムを味わったことが未だかつてなかったのだが。


迫りくる快楽の波に、ロイは溺れかけていた。


もう少しで達してしまいそう、自分がおかしくなっちゃいそう・・・!
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