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第9章 絶頂を迎えて

「フフフ、素晴らしいですね。いっぱい感じていらっしゃるのですね。私からもご褒美を差し上げましょう」


クロードはそう言い、ロイの両膝を抱えその間に顔を埋めた。


「んっ・・・何をする・・・！」


ロイは予想もしなかった彼の行動に面食らった。


クロードはロイの女性器の前に跪き、彼女の吐いた蜜をうまそうに舌で舐めとっている。


「この変態が・・・！やめろ！」


ロイは顔を赤くしてクロードを思い切り蹴り飛ばしたが、彼はめげずに再び股座にしゃぶりついた。


脚の間にいる彼と目が合うと、


「これからすごく良くなりますよ。天国のような心地になれます。天国を味わいたくないというのなら、地獄を味わう他ありませんよ」


と上目遣いで彼女を挑発した。


ロイは深いため息を吐き、ぞくぞくするような嫌悪感とほのかな快感の中に身を浸した。