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山猫と狼
第9章 絶頂を迎えて
クロードは内心ほくそ笑んでいた。


小生意気で勝ち気なお姫様のあそこを、頭がおかしくなるほどいっぱい焦らしてじっくりご奉仕してあげたいと、ずっと思ってきた。


それが今、叶ったのだ。


まずは一番大きな襞をぐるりと舐め、それからじわじわ、じわじわ核心へと近づいていく。


小刻みに舌を動かし、大陰唇や小陰唇をくすぐるようにチロチロ舐める。


だが、そう簡単に一番敏感な部分は攻めてやらない。


あと一歩のところで快楽のボタンをよけて、期待を外させてやる。


お姫様の瑞々しい雌蕊は、すでにビンビンに奮い立ち快感を求めている。


彼女は自分の指での胸への愛撫も続けながら、クロードによる女性自身への情け容赦ない口撃も受けている。


「プリンセス、あなたのここはとっても美味しい。これほどうまい飲み物がこの世にあるだろうか」


クロードはじゅるじゅると下品な音を立ててロイのジュースを啜った。


しょっぱくて甘い、男を狂わせる魔性のネクター。


ロイは本当は大声をあげて喘ぎたかったが、唇を噛んで体の奥から湧き出る声を殺していた。


もう少しで絶頂に達せる、すべてから解放されると思っているのに、クロードの意地の悪い舌は彼女を苦しめる。
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