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山猫と狼
第11章 ロイ殿下の輿入れ
ロイは、気が付くと浴室で侍女たちに体を洗われていた。
薬の効果は切れたようで、頭の中は妙に冷静になっていた。
クロードに穢されてしまった己の体は、彼女にとって忌々しいものに感じられた。
あいつのせいで、スノートルの前で主人として情けない姿をさらしてしまった。
ああ!スノートルは私を軽蔑するに違いない・・・!不甲斐ない将軍だと・・・!
ロイは股座に手をやり、男の汚い精子を掻き出した。
あいつの子供を産むなんて、考えるだけでぞっとする・・・!
悲しみよりも、強い怒りが彼女の中に芽生える。
あいつを、絶対に、殺す・・・・・・・・・!
侍女たちの視線も気にせずロイは壁を拳で思い切り叩き、緑の瞳に復讐の炎を宿した。
薬の効果は切れたようで、頭の中は妙に冷静になっていた。
クロードに穢されてしまった己の体は、彼女にとって忌々しいものに感じられた。
あいつのせいで、スノートルの前で主人として情けない姿をさらしてしまった。
ああ!スノートルは私を軽蔑するに違いない・・・!不甲斐ない将軍だと・・・!
ロイは股座に手をやり、男の汚い精子を掻き出した。
あいつの子供を産むなんて、考えるだけでぞっとする・・・!
悲しみよりも、強い怒りが彼女の中に芽生える。
あいつを、絶対に、殺す・・・・・・・・・!
侍女たちの視線も気にせずロイは壁を拳で思い切り叩き、緑の瞳に復讐の炎を宿した。