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呪縛
第6章 上級悪魔エレイン
レオナは苦しみの余りに意識を失っていた。気がつくと大きなベッドに寝かされ、隣にはシャロンはレオナとは違う首輪を嵌められて寝ていた。
「貴方にもちゃんと恐怖という感情があるのね。」
エレインがレオナに声をかける。
「ここは……。」
「さっきの場所は所謂玄関ね。ここは寝室と言ったとこかしら?あちこち屋敷内を見てきたけれど、とても面白いものがたくさんあったわ。これから毎日が楽しくなりそう。」
「悪魔達は自由に地上と魔界を行き来してそれなりに楽しんでる生き物だと思ったが。」
「そうでも無いわよ。人間の魂何て飽きるほど食べたけど、どれも皆同じね。」
「そう……か。」
レオナはそう呟くと再び眠りについた。
エレインはレオナの横に行くとそっと頬を撫でた。
「貴方はもう私から逃れる事は出来ない。残念ね。」
前から欲しかった玩具を手に入れる事が出来て、エレインは満足げに笑を浮かべていた。レオナの首輪を優しく撫でる。この首輪がある限りレオナはエレインの奴隷であり続ける。そして、誰もこの首輪を外す事は出来ない。永遠に続く呪縛。
例え生まれ変わる事があっても、魂に焼き付けた印は常にレオナはエレインの奴隷であり続ける事になるという証であった。
「貴方にもちゃんと恐怖という感情があるのね。」
エレインがレオナに声をかける。
「ここは……。」
「さっきの場所は所謂玄関ね。ここは寝室と言ったとこかしら?あちこち屋敷内を見てきたけれど、とても面白いものがたくさんあったわ。これから毎日が楽しくなりそう。」
「悪魔達は自由に地上と魔界を行き来してそれなりに楽しんでる生き物だと思ったが。」
「そうでも無いわよ。人間の魂何て飽きるほど食べたけど、どれも皆同じね。」
「そう……か。」
レオナはそう呟くと再び眠りについた。
エレインはレオナの横に行くとそっと頬を撫でた。
「貴方はもう私から逃れる事は出来ない。残念ね。」
前から欲しかった玩具を手に入れる事が出来て、エレインは満足げに笑を浮かべていた。レオナの首輪を優しく撫でる。この首輪がある限りレオナはエレインの奴隷であり続ける。そして、誰もこの首輪を外す事は出来ない。永遠に続く呪縛。
例え生まれ変わる事があっても、魂に焼き付けた印は常にレオナはエレインの奴隷であり続ける事になるという証であった。