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【寝取られ】青春の人 佳代ちゃん
第25章 青春の人 佳代ちゃん(25)
「何か考え事?」
「あ、いやそうじゃないけど……」
そうだ、今聞こう。
「あ、あのさ佳代ちゃん、今週末の飲み会の事……聞いてないよね?」
「え、飲み会?うん、まだ何も聞いてないけど、サークルの?」
「……そう、なんかまた太田先輩の部屋で飲み会するらしくてさ、俺、先輩達に佳代ちゃん誘っておいてくれって頼まれたんだけど……。」
「ぇ……また太田先輩の……?」
「うん、また太田先輩の部屋で。」
それを聞いてこの前の事を思い出したのか、黙ったまま恥ずかしそうに顔を赤くする佳代ちゃん。
「男のメンバーはこの前と同じで、女の子は……今のところ佳代ちゃんしか誘ってないんだけど……」
そう言いかけた所で、俺はやっぱりちゃんと言った方が良いと思って言い直した。
「というか、実は本当の事を言うと、女の子は他には誘わなくて、佳代ちゃんだけの予定なんだよね……。」
「え……私だけ……?」
「そう……なんか先輩達がさ、この前のメンバーが楽しかったから佳代ちゃんだけ呼ぼうって。」
「あれ、でも女先輩は……?」
「あ~そうなんだけど、ほら、女先輩はあんまり酒飲めないじゃん?だから。」
「そ、そっか……」
「だから女の子は佳代ちゃん1人だけなんだけど、それでも良かったら……来れそう?」
「え~……どうしよう……」
佳代ちゃんは女1人だけと言われ少し困惑しているようだった。
太田先輩の部屋でこの前と同じメンバーで、しかも女は佳代ちゃん1人、それが何を意味するのかくらい、佳代ちゃんだって分かるはず。