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おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡
第45章 デートに出かけよう!
 そして、その次の休日――

 暑くなってきた町の中。

 僕はアーシャと二人きりで歩いていた。太陽がかなり照ってるのに、アーシャがぎゅぅぅぅぅ〜〜〜っ♡ と腕にしがみつくので、余計にあついっ。 

「わ〜いっ! えへへへへっ……♡ お兄ちゃんと、デートだぁっ♡」
「ちょっ、アーシャ、そんなにしがみついたら――」

 ぎゅぅ〜〜っ♡

 すりすりすり♡

 しがみつくだけでなく、さらにはほっぺたまで腕にこすりつけてくる。赤ちゃんのお肌みたいなほっぺがプニプニ当たって、なんだか心地いい……

 じゃなくって!

 僕はぶんぶん首を振った。いけないいけない、またアーシャのペースにのまれる所だった。

 そうだよ。今日は健全なデートをしに来たんじゃないか!

 がっとアーシャの肩をつかんで、引き離す。

「あ、アーシャ、そんなにひっついたら歩けないよ」
「え〜〜〜っ?」

アーシャはあからさまにぶーたれた。そんなへんな表情になっても、形の良い頬やあごの輪郭は崩れず、ようするに超絶美少女のままだ。さすがエルフ、どんな変顔をしてもかわいいなんて……。

「じゃあ、お兄ちゃんにおんぶしてもらうーっ♡」
「うぁっ!?」

 見惚れてたら、隙を突かれてしまった。アーシャは素早く僕の背後をとる。そして、どんっ、と背中に飛びついてくる。

 特に重くはないけど、一瞬の衝撃はけっこうすごい。「うっ」と肺がつぶれてしまった。あ、あれー?

 えへへえへへ、と笑いつつ、僕の背中に彼女が頬ずりするのが分かった。
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