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おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡
第74章 新生活はじめちゃいました♡
さて、およそ二週間くらいをそこのネカフェでしのいだ後、僕たちは新しいマンションの部屋に引っ越した。
以前と比べてかなり広い。居間のカーペットに寝転がると、ふさっとした背中の感触が心地よかった。
居間があるというだけで感動的だけど、さらにドアがいくつもある。
そう、前の狭いアパートとは違って、今度はかなり広い所に引っ越したんだ。
そんなお金がどこにあったのかというと、ぜんぶ三姉妹のおかげだ。三人がお金を「貢いで」くれるので、こんな所に引っ越す余裕もあったんだから。ふぅ……よかったよかった。結果的には、追い出されて正解だったかもしれない。
「お兄ちゃん、寝てるの? ご飯食べよー」
不意に、アーシャに声をかけられる。僕は彼女たちのいるテーブル(今まではちゃぶ台だったのに!)の椅子に腰かけた。もう夕ご飯の時間か。
マリア、ソフィも既に席についている。皆と一緒にこんな風にご飯を食べられるなんて、なんだか久しぶりだけど……よかった。
「いただきまー……あれ?」
その時、僕は妙なことに気づく。
テーブルからただよってくる香り、匂いが、やたらと香ばしいというか、強いのだ。
「えっと……これ何?」
「お鍋だけど」
ソフィがエプロンを外し、席に着きながら言った。
「それは、見れば分かるけど……何が入ってるの? すごい臭いじゃない?」
「うなぎ、にんにく、レバー、ネギ、ニラ……とかかしらね。臭いのもとは」
ソフィは、何食わぬ顔で言った。
え? どういうこと?
このメニューは、まるで……
いや、絶対、ぜんぶいわゆる「精のつく食材」じゃないのか……!?
そう気づいた瞬間、背筋に怖気が走る。