この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ愛されたかっただけなのに
第24章 合鍵
「あ…」

彼が何かを思い出したかのように言った。

「どうしたの?」

「合鍵作って来るの忘れた」

え?
忘れた?
合鍵をくれると言ったのは嘘?
私を喜ばそうとしただけ?

「そう…」

それしか言葉が出なかった。

「こっちにいる間に、コピーしてきて」

「え?いいの?」

「だってそのつもりで来たんでしょ?
 時間がなくて行けなかっただけだから。
 はい、作っておいで」

渡された彼の部屋の鍵。
なんの約束もない関係。
束縛したらいけない関係。

そこに小さな事実があった。
彼の部屋の鍵。

「それ貰ったら本当に遊びに行っちゃうよ?」

「もちろん(笑)」
/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ