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ただ愛されたかっただけなのに
第31章 堕ちていく
「さて、行くよ」
行先も言わず連れて行かれる。
この頃には絶対の信頼関係が出来ていた。
危ないことはしない。
私が嫌がることはしない。
それはわかっていたから。
車で走った。
隣の市まで。
マンションの前で止まった。
ここに何があるの?
「確かここだと思うんだけど」
マンションの一室。
チャイムを押す。
彼が名前を伝えた。
誰の家?
中から出てきたのは同じ年代だと思われる男性。
その部屋の奥から女性の声が聞こえた。
「いらっしゃーい」
なに???
「行くぞ」
彼が私の手を引いて部屋に入った。
申込書に名前を書いて免許証を見せていた。
個人の家じゃない?
薄暗い部屋。
窓にはカーテン。
居間のようなところに机とソファー。
その奥に部屋があり、布団が敷いてある。
「シャワーはこっちだから。」
女性がそう言った。
行先も言わず連れて行かれる。
この頃には絶対の信頼関係が出来ていた。
危ないことはしない。
私が嫌がることはしない。
それはわかっていたから。
車で走った。
隣の市まで。
マンションの前で止まった。
ここに何があるの?
「確かここだと思うんだけど」
マンションの一室。
チャイムを押す。
彼が名前を伝えた。
誰の家?
中から出てきたのは同じ年代だと思われる男性。
その部屋の奥から女性の声が聞こえた。
「いらっしゃーい」
なに???
「行くぞ」
彼が私の手を引いて部屋に入った。
申込書に名前を書いて免許証を見せていた。
個人の家じゃない?
薄暗い部屋。
窓にはカーテン。
居間のようなところに机とソファー。
その奥に部屋があり、布団が敷いてある。
「シャワーはこっちだから。」
女性がそう言った。