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ただ愛されたかっただけなのに
第34章 さまよう心
けんちゃんといろんなことをしてしまっていたし、心は「その人」を求めていたし、気持ちがあまり入らないセックス。
心から楽しむとか、好きだからそれでイクってことはなかった気がする。
「その人」のことを忘れさせて欲しくて探したのに、結局忘れることは出来なかった。
だから他の出会い系にも登録をし、そこで英くんと出会ってしまったのだから。
まだ英くんと会う前、サイトのメールじゃなくてLINEをするようになってからのこと。
会うなんて思ってなかったから、なんでも話せた。
隆士と話すよりずっと楽しかった。
関西出身の英くんは会話が楽しかった。
私の気持ちを察してくれて、癒してくれた。
そして会話の中で、私のオナニー録音があることを話した。
「その人」に送った時に録音したものが消さずにとってあった。
「え?
オナ声?
マジで?」
「うん、あるよー(笑)」
「送って」
「えーーー?
聞きたいの?」
「聞きたい」
「どうしようかなぁ…」
「時間がないからすぐ送って」
「えーーー」
「はよ送れっ!」
ま、会わないし、いいかと送ってしまった。
心から楽しむとか、好きだからそれでイクってことはなかった気がする。
「その人」のことを忘れさせて欲しくて探したのに、結局忘れることは出来なかった。
だから他の出会い系にも登録をし、そこで英くんと出会ってしまったのだから。
まだ英くんと会う前、サイトのメールじゃなくてLINEをするようになってからのこと。
会うなんて思ってなかったから、なんでも話せた。
隆士と話すよりずっと楽しかった。
関西出身の英くんは会話が楽しかった。
私の気持ちを察してくれて、癒してくれた。
そして会話の中で、私のオナニー録音があることを話した。
「その人」に送った時に録音したものが消さずにとってあった。
「え?
オナ声?
マジで?」
「うん、あるよー(笑)」
「送って」
「えーーー?
聞きたいの?」
「聞きたい」
「どうしようかなぁ…」
「時間がないからすぐ送って」
「えーーー」
「はよ送れっ!」
ま、会わないし、いいかと送ってしまった。