パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第36章 どうして今？

悩んだけど壊れそうになっていると言う彼を放っておくことは出来なかった。
あれだけ好きになったんだから会いたいって気持ちもあった。

「会えるけど、どうする？」

そうメールした。

「明日会えるか？」

「うん、長時間は無理だけどね。」


翌日、待ち合わせ場所に向かった。
久しぶりに会う人。
私の心を置き去りにして今更どうして？
それを聞きたかったとのもある。

彼の車でホテルに向かう。
車の中で話をする。

「久しぶりだね。
　どれだけ心配したかわかる？」

「悪かったよ。」

「どうして何も言わずいなくなったの？」

責める口調ではなく淡々と聞いた。

あの時、彼は地元に帰った。
また明日ねって電話を切って音信不通。

「その話は後でもいいか？」

「いいけど…」

「今回の壊れかかっているのにも関係はしてるんだけど。」

そんな話をしているうちにホテルに着いてしまった。
部屋に入ると、いきなり唇を奪われた。
とても乱暴に…