この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ただ愛されたかっただけなのに
第16章 ついに他の女と
その日、私は一日落ち着かなかった。
何時に会うのかは聞いていない。
何時に帰ってくるのかも。
「帰ってきたら連絡をしてね」
それだけは伝えてあった。
鳴らないスマホを恨めしく見つめていた。
そろそろ寝ようかと思った時、彼からの電話が鳴った。
LINEじゃなくて電話?
「もしもし?」
「解散したで」
「ん…」
酔っぱらった彼の声。
楽しそうだったことが伝わる。
「ね…抱いたの?」
単刀直入に聞いた。
彼が嫌がることを承知で。
聞かずにはいられなかった。
ドキドキして答えを待った。
何時に会うのかは聞いていない。
何時に帰ってくるのかも。
「帰ってきたら連絡をしてね」
それだけは伝えてあった。
鳴らないスマホを恨めしく見つめていた。
そろそろ寝ようかと思った時、彼からの電話が鳴った。
LINEじゃなくて電話?
「もしもし?」
「解散したで」
「ん…」
酔っぱらった彼の声。
楽しそうだったことが伝わる。
「ね…抱いたの?」
単刀直入に聞いた。
彼が嫌がることを承知で。
聞かずにはいられなかった。
ドキドキして答えを待った。