この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしい貴方・作品SS集
第17章 星空を見上げるX'mas(契約的束縛)


「ワインで躰も温まりましたし、今日のメインに行きましょうか」
「星空だったな仁科?」
「えぇ、外で肉眼でもハッキリ見えますし、日中の間に巨大望遠鏡に仕込みし、宇宙からの星空も見えるようにしています」
「宇宙? マジ!?」
「それは凄いな。そこまで見えるのはそう多くはないんだぞ」
「流石本郷よく知ってる」
「意外に詳しそうですよね本郷さん?」
「防衛大の頃に天文学はやったな。面白かったのは覚えている」

俺も不思議だが、何故か天文学に興味が湧いたんだ。まぁ、今は衛星を使った管制システムもあり、そこそこ天文学は必須になってきていたという理由もある。

「此処の巨大望遠鏡も、一部個人所有の衛星とリンクしています。何処までも遠い星が見えますね、星空は嘘を吐きませんから」
「だが俺達が見ているのは、何万年も前の星かも知れんぞ」
「そうとも言います」

これは俺より仁科のほうが天文学に詳しそうだ。仁科の場合知識量が人の何十倍なんだか……。

そんなたわいもない話をしながら、外に出る為に全員防寒具を着用。アルプスだというのに今日は快晴らしく、綺麗な星空が見られそうだ。

「うわぁぁー、綺麗!」

外に出て一番始めに声を上げたのは美波。両手を広げ近くを歩きながら、この満天の星空を満喫しているよう。

「これはまた……。俺でも綺麗と言わさるな」
「本郷さんがロマンチック? でも分かるなぁー、スゲー綺麗だし」
「確かに綺麗な星空だ」
「昔はもう少し下でも見れた」
「時代の変化というやつですよ」

/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ