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愛おしい貴方・作品SS集
第19章 シークレット~裏~(禁断背徳)

高橋さんはオリバーさんと一緒に行って結城さんの相手をするみたい、オリバーさんというオマケ付きだけど。でもね高橋さんと会えたことは嬉しかったんだよ、だってもう会えないと思っていたしその後の話も聞けたから。
毎回立て続け的になにかがあるよ、でも今日はいい方に向いたよね。でも大事ななにかを忘れているような……。

「……あぁぁ! 朔夜叔父様っ!」

五十裏さんんと一緒に行ってしまった朔夜叔父様それからは? そこを全く考えていなかった私どうしよう!

「どこに行っちゃったのかな……の前にどうやって探せばいいのよ」

ここは広いアウトレットモール、この中から一人を探すなんて無理。スマホで連絡したら出でくれる?

(お願い出て朔夜叔父様……)

掛けるのは朔夜叔父様のプライベートスマホ、ほらまだ一人で会長室に行けなかった頃に教えて貰ったやつ。やっぱり鞄からスマホを取り出し久しぶりになる朔夜叔父様の名前をタップ。多少コールは長かったけど、朔夜叔父様が電話に出でくれた。

「お、終わったのか?」
「はい。朔夜叔父様は?」
「プライベートまで五十裏に付き合えるか! 途中で別れて今はゲーセンだ」
「・・えぇぇぇぇ!?」

嘘っ! 朔夜叔父様がゲーセンなんて行くのー!? 早乙女社長だよ、早乙女派の筆頭なんだよ! 予想外すぎる朔夜叔父様の爆弾に私は叫んでから言葉が出ない。驚きを通り越すってこんなことを言うと切に実感、でも行かないわけにもいかず案内板を確認しながらゲーセン……ゲームコーナーに行ってみることにした。
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