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愛おしい貴方・作品SS集
第5章 お酒って怖い物?(契約的束縛)



「・・・・・」


不味い、扉の側には美波‥
今の話聞かれてたか!?



「あー美波ぃー!
ねぇ、○○ってさ、下着に擦れて感じたりしないの??」


「馬鹿っ!宮野!?」


酔っているせいとはいえ、普通直接聞くか!?



「えっ‥と‥‥
その質問、答えなきゃ駄目ですか宮野さん?
その前に、なんでこんなにお酒が‥しかも酔っぱらい??」


「・・・
答え聞きたーい!!」


何となく怒気をはらんでるような、美波の声‥
俺は本当に知らんぞ?



「そう‥
じゃ、躰で教えて‥あ・げ・る・わ‥」



"ピシーーッ!!"



「「「・・っ!?」」」


何故か、美波の手には鞭‥
どうして美波が、そんな物を持って歩いてる!?



「此処って、お酒禁止でしたよね?
・・・全員正座!!」



"ピシーーッ!!"



「げっっ!?」


「俺もかよ‥」


「はぁ‥私まで‥」


「・・・・・」


寝てしまっている本郷を軸にして、3人横並びで美波の前に正座中・・・



「どうしてこんな事に?
それと、宮野さんの質問には答えません!」


「えーーー!!」



"ピシーーッ!!"


反抗した宮野の前で、鞭の一撃‥‥



「・・・・・はぃ‥」


流石の宮野も、美波に迫力負け‥
そのついでに、酒を飲んだ説明も‥‥



「・・貰った・・」


「そういう理由だ‥
あるもん飲まなきゃ、もったいないだろうよ」


「・・・だったら私も飲みます!」


「「「はっ!?」」」


おい美波、大丈夫なのか??



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